本日4月1日、国土交通省より自動車の点検及び整備に関する手引の一部改正が施行されました。

内容としては、近年増加している大型車両の車輪脱落事故防止のため、

① 日常点検の実施の方法
・ホイール・ナットへのマーキングやホイールナットマーカーを活用した目視によるホイール・ナット及びホイール・ボルトの緩みの点検の明確化
② 定期点検(3ヶ月ごと)の実施の方法
・新品から4年を経過したホイール・ボルト及びホイール・ナットを入念に点検することを交換の目安として明記
③ 整備の実施の方法
・タイヤ交換手順の明確化
・タイヤ交換後の増し締めの実施手順の明確化

以上のことが規定されました。

当社もこれに伴い、大型車両のホイール・ナットへマーキングを施し、緩みを目視できるようにしました。(写真の白い線がマーキングです。)

車輪脱落事故は令和元年に過去最多の発生件数を記録し、また結果も大事故につながりやすいため、しっかりとした対策が必要です。そのような事態を起こさないように、今後もこのような事故防止に努めてまいります。